若手起業家直伝!「最初の仲間と顧客を見つける」、学生起業のリアルな第一歩
2025/08/19
若手起業家直伝!「最初の仲間と顧客を見つける」、学生起業のリアルな第一歩
学生起業
イベント
創業メンバー
シードVC「THE SEED」は、2025年6月28日に「スタートアップ関西 2025 春」を開催しました。
本記事では、イベントで行われたセッション1:若手起業家セッション「学生起業の本音」についてまとめています。大学在学中に起業された3名の起業家が登壇し、学生起業を選んだ理由や共同創業者・最初の顧客の見つけ方、ハードシングスについてリアルな経験談を語っていただきました。
登壇者
・株式会社やるかやらんか 代表取締役/CEO 西 奈槻 氏
・株式会社チケミー 代表取締役CEO 宮下 大佑 氏
・株式会社DiaL Shift 代表取締役 吉次 優太 氏
・モデレーター:THE SEED 関 琥太郎
関: 今回は若手起業家の3名の方にお越しいただいています。早速ですが、お一人ずつ自己紹介をお願いしても良いでしょうか?まず西さんからお願いできればと思います。
西氏: やるかやらんかの西と申します。近畿大学の大学院、MBAのような起業イノベーション学位プログラムに通っています。僕はもともと大学2年生の時にコロナで暇すぎてラーメン屋を起業しました。その後、自分の通う近畿大学の中にラーメン屋を開き、今は心斎橋と京橋にも進出し、計4店舗展開しています。また、最近、北新地にインバウンド向けのドーナツ屋さんをオープンして、これから100店舗を目指して展開していこうとしています。他にも、デジタルマーケティングや広告代理店的な機能も会社で持っており、飲食業に加えて、SNS運用や広告を作る事業、長期インターン紹介の事業の3本柱で会社を運営しております。 将来は、地元である奈良にテーマパークを作るのが夢で、それに向けて、今は様々な事業を展開しています。今日はよろしくお願いします。
関: ありがとうございます。チケミーの宮下さん、お願いします。
宮下氏: チケミーの宮下と申します。僕は2001年に石川県の金沢市で生まれて、早稲田大学政治経済学部に入学した後に、アパレルを扱うECサイトを一番最初に起業しました。きっかけとしては、大学入学直後にコロナが流行し、本当にやることがなくて暇だった時に、ECサイトを始めてみようかと軽い気持ちで始めました。その後ECサイトは事業譲渡し、East Venturesというベンチャーキャピタルで、リサーチインターンとして働きました。リサーチインターンでは多くのことを学び、その中で流通やエンタメに非常に興味を持ちまして、現在のチケットの販売プラットフォームを運営する会社を設立しました。
関: ありがとうございます。最後に吉次さん、自己紹介をお願いします。
吉次氏: DiaL Shiftの吉次と申します。2022年に鹿児島から大学入学のタイミングで上京してきて、その1年後くらいの、2年生の夏からM&A仲介の会社にインターンとして入り、ひたすらテレアポをしていました。それがきっかけで架電を自動化するような会社を作りました。登記したのは、大学2年生の冬くらいで、そして、2024年の2月にベンチャーキャピタルから資金調達をし、2025年2月にその会社をM&Aでグループインする形で売却し、現在はそのグループの中で、さらに事業展開を進めています。
関: 吉次さん、ありがとうございます。今回のご登壇者3名とも、参加者の皆さんと比較的年齢が近いかと思いますので、何か学びになることを持ち帰っていただけると嬉しいです。
■学生起業を選んだ理由
関: なぜ皆さんが学生のうちに起業されたのかを伺いたいなと思っていて、まず西さんから、なぜ学生起業しようと思ったのか、最初の原体験だったり、きっかけがあれば教えていただきたいです。
西氏: はい、ノリですね(笑)。本当にコロナで暇になってしまって、自分の居場所を違うとこに作らなあかんなと思って。Facebookやインスタで、プロフィールに「代表取締役」って書いてある人に会いに行き始めました。3人目に出会った人が奈良に土地を持っている大家さんで、「1年間この土地無料で貸してやるから、何かやったらええやん」と言ってもらいました。そこで、麻婆豆腐を作るのが得意な友達がいたのと、僕がラーメンばっかり食べていたので、麻婆ラーメンの店を作った、というのが僕の起業の経緯です。何か逆算して起業したというよりは、何かしたくて何かが形になったのがラーメン屋だった、という感じです。
関: なるほど。宮下さんの場合はいかがですか?
宮下氏: 僕もコロナがきっかけだったのですが、ずっと起業はしたくて、それこそ今日お越しいただいている皆さんみたいに、こういうイベントに参加したりとかしたんですけど、起業前後のタイミングでは、有り余るエネルギーをどうしようか、という時期があって。夜中2時の池袋で、大声で歌いながら自転車で爆走する、というようなこともしていました。そのレベルで何か持て余していた時に、たまたま街で出会ったおじさんに、ECサイトの在庫管理から教えてもらい起業した、という感じでしたね。
関: ありがとうございます。吉次さんは、どんなきっかけで学生起業をされたんですか?
吉次氏: そうですね。自分の場合も何かすごくやりたいことがあったわけではなく、当時インターンでひたすら電話営業していて、毎日200件かけるようなことを多分3ヶ月くらいやっていたのですが、やはりキツくて。そこで、自分が楽をしたいというか、もっと楽にできないかなと思って。自分が欲しかったので、既存のサービスがないか調べたのですが、当時まだなかったので、作ったら面白いかなと思って始めたのがきっかけでした。
■1人目の仲間
西氏: 起業後の1人目の仲間は、元々大学の同じサークルに所属していたメンバーですね。社内で取締役と料理長を務めている人間で、僕は料理が全くできないのですが、料理の開発や味は完全に彼に任せています。本当にしっかりと役割分担ができているというのを日々感じていて、喧嘩はしますけど、得意なところが全く違うなと。お互いの役割を任せ切っているのが、うまくやってこれた点かなと思っています。
関: ありがとうございます。宮下さんは、現在のチケミーでの最初の仲間はどのような方でしたか?
宮下氏: 今は独立してAIの会社をやっているのですが、同じ大学の人でした。その人との出会いでいうと、自分が他の会社の忘年会に参加したことがあったんですよ。そしたら当時その会社の中にいた彼と、話しているうちにすごく仲良くなって